現代俳句協会編『昭和俳句作品年表』戦前戦中篇・戦後篇の刊行は、昭和の俳句表現史の高みを一望する画期的な成果であった。一方で「大衆の文学」と称される俳句において、表現史には浮かび上がらない、地方結社や新聞俳壇で活動した無数の投句者、俳句愛好家の存在も大きかったことは、言うまでもない。従来の俳句史では周縁に位置づけられた作家たちの活動こそ、我々が半ば自明のものとしてきた「俳句」らしさ、いわば「俳句の輪郭」を形成したといえるのではないか。 平成の終わろうとしている今、これまでの俳句史の編み方に疑問を抱き、捉え直す動きが活発化している。批評・実作を通じて上記の問題を提起してきたパネリストとともに、俳句を「詠む/読む」行為を捉え直したい。
〈パネリスト〉
秋尾敏 ・ 青木亮人 ・ 外山一機 ・ 安里琉太 ・ 久留島元(司会)
【日時】
2018年4月22日(日)13時30分~16時30分(13時開場予定)
【場所】
ゆいの森ホール(ゆいの森あらかわ 〒116-0002 東京都荒川区荒川2-50-1)
都電荒川線「荒川二丁目」徒歩1分、千代田線・京成線「町屋駅」徒歩8分
【参加費】
一般 1000円 学生 500円
学生(協会員)・高校生 無料
※17時~パネリストを囲んで二次会を予定しております(要予約)
【託児】
シンポジウム中、同館内にて託児あり。
子ども一人につき、1500円/3,5h。申し込み時に要予約。
【申込・問い合わせ】
要申込(定員120名予定、受付順)
現代俳句協会事務局 TEL 03-3839-8190 / FAX
03-3839-8191
青年部アドレス genhai.seinenbu@gmail.com
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