※こちらの勉強会は定員に達しました
【企画概要】
「寺田京子全句集」が昨年現代俳句協会より刊行されました。
寺田京子は師系加藤楸邨・森澄雄、全4冊の句集がある北海道の俳人です。
その作品を通して、俳句形式やテーマ、自己との向き合い方について皆さんと考えてゆければと思います。
ダリヤの市敵のごとくに大鏡 (『冬の匙』 )
未婚一生洗ひし足袋が合掌す(『冬の匙』)
一握の火やがてごうごう鮭獲る火 (『日の鷹』 )
日の鷹がとぶ骨片となるまで飛ぶ(『日の鷹』)
押入れに寒さびつしり白鳥きて (『鷺の巣』)
死後は無の凧わらわらとのぼりゆく(『鷺の巣』)
朝の焚火男のどれも父に似る(『鷺の巣』)
人の横臥ほどの残雪尼寺に(『雛の晴』)
めちやくちやに晴れし雛の飾られぬ(『雛の晴』)
一生の嘘とまことと雪ふる木(『雛の晴』)
(「寺田京子全句集」より)
基調報告:中西亮太(「円座」「秋草」)、高村七子(「蒼海」「街」)
司会:黒岩徳将(青年部副部長)
テキスト:『寺田京子全句集』(※当日数冊販売いたします。 )
【日時】
2020年2月15日(土)13時30分〜16時30分 (13時開場)
【参加費】
1000円
学生500円
【会場】
現代俳句協会事務所(東京都千代田区外神田6-5-4 偕楽ビル外神田 7階)
最寄駅:東京メトロ銀座線「末広町」徒歩5分、JR「御茶ノ水」駅徒歩10分
【申込】
定員20名(受付順)
下記フォームより、必要事項をご記入・送信ください。
https://forms.gle/EBbBpWesyq2ib2Nm6
※お電話、メールで申し込んでいただくことも可能です。
現代俳句協会事務局 TEL 03-3839-8190 / FAX 03-3839-8191
青年部アドレス genhai.seinenbu@gmail.com
【備考】
2月のゼロ句会は、当日10:00より同会場にて行います。
こちらもどうぞよろしくお願いします。
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