【現代俳句協会青年部第171回勉強会「戦争を生きた俳人たち」】
【開催趣旨】
『証言・昭和の俳句 上下』(聞き手=黒田杏子 2002・角川選書)は、戦前から戦後という長い時間を含む昭和を生きた一流の俳人たちが、実体験に基づく生の声を語った貴重な書でした。
出版から約20年が経った今、改めて昭和の俳句の歴史を現代の俳人に伝えたい。
インタビュアー・黒田杏子氏のこのような思いから、この度総勢20人による解説を加えた『証言・昭和の俳句 増補新装版』(コールサック社)が出版されました。
本勉強会では、三人のパネリストが『証言・昭和の俳句』に収録された三人の俳人を、戦後活躍した多くの俳人たちに通底する問題意識であった「戦争」を軸に読み深めていきます。
直接戦争を体験していない現代の若手俳人はどのように先達の作品・証言を味読するのか。
そこからどのような現在的な問いを生んでいけるのか。
コメンテーターに『新興俳句アンソロジー』でも中心的な役割を果たした神野紗希氏を迎え、複層的な読みの場を作り、読みを深めていく実践的な場にしたいと考えます。
今回の勉強会で浮上した問題意識を元に、次回(第172回・2021年中を予定)では、黒田杏子氏にインタビューを実施予定です。
【日時】
2021年9月25日(土)14:00〜17:30
【実施方法】
Zoom(参加申し込みいただいた方に後日URLをお送りします)
【参加費】
500円(高校生:無料)
※15:30まではYoutubeにて無料でライブ中継いたします。
資料はZoom視聴の方のみに直前にお送りします。
全編視聴ご希望の方は、申し込みフォームからお申し込みください。
※アーカイブ放送も、後日掲載します(フィルミーにて500円で販売します)
【タイムテーブル】
14:00〜14:10 開催趣旨説明
14:10〜14:30 基調発表1:樫本由貴「戦争と俳句について」
14:30〜14:50 基調発表2:𠮷沢美香「佐藤鬼房」
14:50〜15:10 基調発表3:加藤右馬「中村苑子」
15:10〜15:30 基調発表4:加藤絵里子「三橋敏雄」
(※ここまで無料ライブ中継を実施します)
15:30〜15:45 休憩
15:45〜17:20 クロストーク(コメンテーター:神野紗希)
17:20〜17:30 まとめ
【申込】
以下のURLからお申し込みください。
https://forms.gle/fBzNEcbyFiZm1XUn7
【定員】
80名
【問い合わせ先】
genhai.seinenbu@gmail.com
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