【オンライン】第170回現代俳句協会青年部勉強会
「季語の「斡旋」は本当に言語化できないのか?」秋風や模様のちがふ皿二つ原石鼎
巻尺を伸ばしてゆけば源五郎 波多野爽波
物音は一個にひとつ秋はじめ 藤田湘子
にはとりの骨煮たたする黄砂かな 岩田奎
「二物衝撃」「配合」「取り合わせ(とりはやし)」といった言葉で指し示される手法を用いて、古くからさまざまな俳句が作られてきました。
理屈はないけど感覚でつながっている。なぜかこの季語は「動かない」。
俳句評においては、季語の「斡旋」という言葉が用いられることもしばしばです。
しかし「斡旋」とは具体的に何を意味するのでしう。そもそも一句のなかにおける季語とそれ以外の措辞との関係性は、未だ多くの俳人にとって謎につつまれたままです。「距離の遠い取り合わせ」に挑戦し続けた「青」の系譜に連なる俳人と一緒に、この問題に向き合っていきたいと思います。
【登壇者】
パネリスト:福地敦(「秋草」)
山口昭男(「秋草」主宰)
司会:黒岩徳将(現代俳句協会青年部長)
【日時】
2021年5月4日(火・祝)13-16時
【実施方法】
Zoom(参加申し込みいただいた方に後日URLをお送りします)
※アーカイブもあります
【タイムテーブル】
13:00-13:10 挨拶、会趣旨説明
13:10-13:35 基調発表1 季語の「斡旋」は本当に言語化できないのか〜 福地敦
13:35-14:00 取り合わせの俳句30句選を山口昭男氏と語る
14:00-14:10 休憩
14:10-15:50 句会 (事前投句:「取り合わせの句」一句)
15:50-16:00まとめ
【申込】
以下のURLからお申し込みください。
申し込みいただいた方に投句用URLを4月28日(水)ごろにお送りします。
(投句締め切り:5月1日(土)
【定員】
80名
【参加費】
500円(高校生:無料)
【問い合わせ先】
genhai.seinenbu@gmail.com
80名
【参加費】
500円(高校生:無料)
【問い合わせ先】
genhai.seinenbu@gmail.com
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