2017年8月10日木曜日

【坪内稔典ゼミ「俳句は敗北の詩か」×高柳重信】第152回勉強会 お知らせ

【企画概要】
俳句を徹底して“敗北の詩”と捉え、俳句の可能性を悲観視しながら、それゆえに深く俳句を愛した高柳重信。その重信が昭和22年に発表した「敗北の詩」をテキストに、坪内稔典さんと俳句のこれからについて、ゼミ形式で語り合います。
自らの視座をどこに置くのかで、俳句はまったく違って見える。青春期に前衛俳句の濃密な空気に浸りながら、さらにライトヴァースへと展開した作家・ネンテン。俳句の革新者・正岡子規と語り合い続けてきた研究者・ネンテン。e船団「ねんてんの今日の一句」をはじめとして、現代俳句を鋭くえぐってきた批評家・ネンテン。そんなネンテンさんに見えている俳句と、私たちに見えている俳句とを、70年前の重信の言葉を介してぶつけ合ってみることで、俳句の今を考えてみたいと思います。
 俳句は敗北の詩か。それとも。

~現代俳句協会設立70周年記念事業~

【日時】
2017年9月30日(土)13:30~16:30(13:15受付)

【会場】
あんさんぶる荻窪 第二会議室(荻窪駅徒歩3分)

【参加費】
500円(学生無料)

【参加資格】
参加後、ミニレポートを提出すること

【要申込】
定員30名
現代俳句協会事務局 TEL 03-3839-8190 / FAX 03-3839-8191
青年部アドレス genhai.seinenbu@gmail.com

2017年8月4日金曜日

現代俳句協会 under49 アンケート回答のお願い

今年70周年を迎える現代俳句協会。新たな71年目に向けて、49歳以下の世代に、アンケートを実施します。協会員に限らず、幅広くご意見集めたく、どうかご協力よろしくお願いいたします。以下リンクをクリックすると、アンケートフォームに移動します。











平成298月4

アンケートご依頼の案内
アンケートの目的

現代俳句協会は、設立以来、さまざまな俳句の可能性を追求する俳人たちが集う場として、自由で活動的な気風を保ちつつ、70年の歴史を歩んできました。


現代俳句協会の一番の魅力は、多様性です。有季定型の自然詠を愛しさらなる一句を追求する作家もいれば、誰も試みたことのない前衛的な作風を切り開こうと模索する作家もいます。そうして今新しく書かれるすべての俳句を、私たちは待ち望んでいます。なぜなら、新しい時代の一句は、どこからどう生まれてくるのか、私たちにも予測がつかないからです。だからこそ、俳句の世界には多様性が必要です。


俳句とは何か。この刺激的な問いに答えることは、私たちの胸を高鳴らせますが、同時に、その答えによって俳句の多様性が失われることを危惧もします。

 
 俳句における多様性=ダイバーシティを確保し、新たな一句を共に喜び合うために、今、現代俳句協会では何ができるのか。その手掛かりとしたく、アンケートを実施します。現代俳句協会がこれからどうあってほしいか、協会に求めることから俳句の世界に足りないと思っていることまで、広くみなさんの考えを伺ってみたいのです。


みなさんの声が協会を動かします。協会青年部員のみなさん、どうか日ごろ思っていることをお聞かせください。協会外のみなさん、こんな協会なら面白そうだな、こんな企画なら参加してみたいな、というご意見、気軽に教えてください。


協会はダメだ、総合誌はつまらない、平成俳句は無風の時代、おっしゃるとおり。であれば、面白くしようじゃありませんか。歴史もあり、人もいる、協会という組織の機動力を、活用したいのです。ぜひどしどし、文句をいってください。


協会がこれからの俳句のために頑張るために、ご協力、どうかよろしくお願いいたします。

アンケート実施主体:現代俳句協会 活性化委員会 委員長 後藤章(組織部長)

                         委員 神野紗希(青年部長)