【企画概要】
「馬酔木」100 周年記念号では水原秋桜子が「新興俳句」の範疇に含まれるのかという問いについて、
複数の評者が言及、さまざまな意見が寄せられた。
現代俳句協会青年部が 2016 年に出版した『新興俳句アンソロジー』についても、加藤楸邨や石田波郷
の句が収録されていることに対して賛否が分かれている。
それは換言すれば、大きく分けて「狭義新興俳句」と「広義新興俳句」という俳句史における二つの新
興俳句観の対立であると思われる。
この歴史観の違いを単に二項対立で終わらせずに、現代的な観点から新興俳句を「脱構築」し、新興
俳句が現在や未来の俳句にどのように繋がるのかということを、論客を招いて議論したい。
【登壇者】
今井聖(「街」主宰、俳人協会理事)
筑紫磐井(現代俳句協会副会長)
鈴木光影(司会、現代俳句協会青年部委員)
【日程】
12月17日(日)14時〜17時
【場所】
RIVERLD 浜松町A(〒105-0012 東京都港区芝大門2丁目2̶8 境野ビル3F)
(36名定員。申し込みが定員を超えたら締め切ります)
【スケジュール】
14:00〜14:10 登壇者紹介・論点整理
14:10〜14:30 基調発表
14:30〜14:50 基調発表2
14:50〜15:00 休憩
15:00〜15:30 互いの発表について質疑
15:30〜16:50 会場質問
16:50〜17;:00 まとめ
【参加申込】
参加費:500円(高校生は無料)
会場参加、アーカイブ視聴が可能です。アーカイブ放送は会終了後に申し込み者にURLを共有いたします。